海外旅行や仕事で役立つ英会話を学びたい場合、ネイティブスピーカーから学ぶのがオススメです。しかし、なぜネイティブから学ぶべきなのか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。今回は、英会話をネイティブスピーカーから学ぶメリットと英会話教室選びのポイントについて紹介します。
英会話におけるネイティブとは
ネイティブ(=native)には「原住民」や「自然の」などさまざまな意味がありますが、英会話においては、英語を母国語として話す人であるネイティブスピーカーの意味をもちます。
日本に生まれ日本語を話す私たちは、日本語のネイティブスピーカーです。英語のネイティブスピーカーとは、英語が第一言語の国で生まれ、子どもの頃から英語を話している人のことを指します。
ネイティブスピーカーには、人種や国籍は関係ありません。両親が日本人で日本国籍の場合でも、アメリカで生まれ育ち第一言語として英語を使っていれば、英語のネイティブスピーカーとなります。
ネイティブレベルの英会話力が求められることも
進学や資格取得などで、ネイティブレベルの英会話が求められることもあります。これはつまり、英語のネイティブスピーカーと同じくらい英語が話せるレベルだということです。
英語のネイティブスピーカーでなくても、勉強次第でネイティブレベルの英会話力を得ることはできます。しかし、独学だけで勉強するのは決して簡単ではありません。ネイティブレベルの英会話を手にするには、日頃からネイティブスピーカーと英語でコミュニケーションをとるのが重要なのです。
英会話をネイティブから学ぶメリット
いざ英会話を英会話教室で習おうと思ったとき、講師の中にさまざまな人種の人がいるケースが多いです。英会話においてネイティブスピーカーを選ぶメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 英会話の発音やスピードが自然
- 生きた英語に触れられる
- 英語圏の文化も学ぶことができる
英会話の発音やスピードが自然
ネイティブスピーカーは、英語の発音やスピードが極めて自然です。ネイティブスピーカーではない人と英会話すると、母国語のクセに引っ張られてしまい自然に聞こえないことが多くあります。もちろん講師レベルであればノンネイティブであっても英語力は高いですが、どうしてもネイティブスピーカーには敵いません。
講師の発音やスピードが自然であれば、受講している生徒の発音やスピードも自然とそれに近づきます。発音が難しい単語などは、実際の口や舌の動きを確認することも可能です。
生きた英語に触れられる
言語は日々進化することをご存じでしょうか。日本語であっても、「ナウい」「アベック」などの言葉は一世風靡しましたが、今ではほとんど使われません。英語にも言い回しが古い言葉やあまり使われていない言葉が多く、ネイティブスピーカーだとそのような言語の進化に敏感です。そのため、今使える生きた英語が学べるのです。
ノンネイティブスピーカーの場合、英語を勉強した時代によって、学んだ英語が古くなっている可能性があります。その場合、せっかく学んだ英語でも、海外旅行や仕事では使えないかもしれません。
英語圏の文化も学ぶことができる
ネイティブスピーカーから英会話を学ぶ場合、英語だけでなく英語圏の国の文化や価値観も学ぶことができます。たとえば、英語のネイティブスピーカーの多くは、個人主義や意見をはっきり言う国民性のため、文化や価値観の違いを実際に感じることがあるでしょう。
日本以外の文化や価値観を学べる機会は、ネイティブと交流がなければなかなか作ることができません。ネイティブから英会話を学ぶことで、英語だけでなく、異文化コミュニケーションを深めることにもつながるのです。
英語で話さざるを得ない
日本で暮らすネイティブスピーカーは、日本語も堪能なケースが多いです。しかし、自国に住んでいるネイティブスピーカーから英会話を学ぶ場合は、英語以外が通じないこともあります。疑問点や困ったことなども英語で質問する必要があるため、強制的に英会話力が高まるのです。
しかし、英会話初心者の人は英語だけの環境に不安を抱くこともありますよね。英会話力に自信がない場合や徐々に英会話力を高めていきたい場合は、日本人スタッフが在籍するネイティブ講師の英会話教室を選びましょう。
英会話教室選びのポイント
ネイティブ講師がいるからといって、その英会話教室が自分に合っているとは限りません。英会話教室選びにはそれ以外にもポイントがあり、さまざまな英会話教室を比較することがオススメです。ここからは、英会話教室選びに必要な3つのポイントを紹介します。
- ネイティブ講師が必要かを考える
- 形式や授業時間を比較する
- 無理して通えるコストのところを選ぶ
ネイティブ講師が必要かを考える
そもそも、人によってはネイティブ講師が必須というわけではありません。英会話力の高さにこだわらず、日常的な英語を知りたいという場合は、ノンネイティブスピーカー講師でも問題ありません。なぜなら、英語のネイティブスピーカーが約4億人なのに対し、英語人口は約15億人だといわれているからです。
つまり、発音やスピード、最新の英語表現などにこだわらなければ、ノンネイティブスピーカーでも十分に英語を教えることができます。英会話の目的を明らかにし、ネイティブスピーカーからの英会話が本当に必要かを考えましょう。
授業時間や形式を比較する
英会話教室に通おうと思っても、生活スタイルと英会話教室の時間が合わなければ、頻繁に英会話を習うことができません。英会話教室選びに重要なのは、通える範囲の時間・場所にあるかどうかを確認することです。
近年では、英会話のオンライン教室も普及しています。オンライン英会話を活用することで、学校や習い事などの生活のスキマ時間を利用して効率的に英会話を学ぶことができます。
料金設定が適正な教室を選ぶ
英会話教室選びには、コスト面も重要です。なぜなら、英会話学習には継続が欠かせません。コストを理由に英会話を中断してしまうと、せっかくこれまでに習った英会話が水の泡になってしまうからです。無料レッスンや無料相談がある英会話教室を選ぶと、目標とする英会話習得にはどれくらいかかるかが相談でき、全体にかかるコストが明らかになるでしょう。
まとめ
発音やスピード、表現など生きた英会話を習得するには、ネイティブスピーカーから学ぶのがオススメです。英会話教室には英会話講師が在籍しているところが多いので、今回紹介した英会話教室選びのポイントを参考に、自分に合った英会話教室を選びましょう。
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