
ネイティブのような発音の英語に憧れる人は多いですよね。英語の発音に自信がない日本人は多く、発音のせいで、人前において英語を話すのが恥ずかしいと考える人も少なくありません。しかし、英語の発音は努力次第で改善することができるのです。今回は、英語の発音をよくする方法やコツについて解説していきます。
英語の発音が難しい理由
日本人の多くが英語の発音に苦手意識をもつ理由には、以下の3つが考えられます。
- 日本語にはない発音がある
- ローマ字読みと実際の発音が異なる
- 学校教育で発音を重視していない
日本語にはない発音がある
日本語は5つの母音と14つの子音で構成されますが、英語は15つの母音と24つの子音で成り立っています。英語の音は日本語よりも複雑で、発音に使う舌や口の動きが日本語と異なる音も多いです。多くの日本人は生まれてから日本語に対する耳・口・舌のクセが染み付いているため、慣れていない英語の発音は簡単ではありません。
ローマ字読みと実際の発音が異なる
多くの日本人は、英語教育の前に小学校中学年頃からローマ字学習がはじまります。子どもの頃から、「a」は「ア」、「i」は「イ」と覚えてしまうためその認識が大人になっても抜けず、英単語をローマ字読みしてしまうのです。
しかし、英語は単語により発音が変わるので、上記のルールは通用しません。「apple」の「a」は「æ(アとエの中間の音)」ですが、「make」の「a」は「éɪ(エ〜ィ)」と発音されます。このように、ローマ字と実際の発音の多くは異なります。
学校教育で発音を重視していない
子どもの頃、学校教育において発音を熱心に勉強したという人は少ないのではないでしょうか。高校や大学の入試に発音問題があまり出題されないこともあり、発音指導はあまり重視されていません。実際に英語の発音記号は44つありますが、すべてを知っている人は多くないでしょう。そのため、英語の意味がわかるものの、正しい発音ができない日本人が多いのです。
英語の発音をよくする5つの方法

英語の発音は、トレーニング次第で改善することができます。ネイティブレベルの発音を求める人は、5つの方法を実践してみましょう。
- 発音記号の学習
- シャドーイング
- 苦手な発音の重点練習
- 英語の聞き流し
- 積極的な会話
発音記号の学習
英語には44つの発音記号があり、それぞれによって舌や口の動きが異なります。リスニングだけでは正しい舌・口の動かし方がわからないため、まずは発音記号について学びましょう。発音記号についてある程度知識があることで、リスニングした英語を正しく発音しやすくなります。
シャドーイング
シャドーイングとは、流れる英語に合わせて発音を真似るトレーニング方法です。一文ごとにリピートするわけではなく、聞こえてくる英語を1〜2語後にシャドー(影)のように追いかけながら発音します。リスニングと発音を同時におこなうため難易度は高いですが、発音だけでなく、リズムやイントネーションの改善にも効果的な方法です。
苦手な発音の重点練習
日本語にはない音を発音するのは難しいですよね。とくに日本人は、「R」「TH」「V」「F」の4つの発音が苦手だといわれています。これらのほかにも人によって発音しにくい音が異なるため、苦手な音をできるだけ毎日正しく発音して、発音への苦手意識をなくしていきましょう。
英語の聞き流し
聞き流しとは、通勤・通学時間や家にいる時間などに英語の音声を流し続けることです。とくに集中して聞く必要がないのでながら時間でおこなうことができ、常に英語の環境に触れることができます。ただし、聞き流しをするだけでは正しい英語の発音方法を学ぶことができません。聞き流しは英語の環境を作る手段のひとつであり、発音がある程度できるようになってから取り入れるのがオススメです。
積極的な会話
正しい発音を身につけるためには、実際に何度も発音してみることが大切です。上記の方法でも発音する機会は得られますが、一人では正しく発音できても、対人相手の会話では結果が変わることもあるでしょう。とくにネイティブの人と会話をすることで、発音の指摘を受けることができる可能性もあります。
発音良く聞こえる英語のコツ

まるでネイティブ並みの英語発音をするには、正しい発音のほかに3つのコツが大切です。
- アクセントに気をつける
- リンキングをする
- イントネーションに気をつける
アクセントに気をつける
英語にはアクセントがあり、アクセントがある部分を強く読むことが正しい発音です。正確なアクセントを覚えることで、よりネイティブに近い発音ができます。
たとえば、「success(サクセス)」 のアクセントは、後ろの「セ」にあります。英単語のなかにはアクセントの位置によって意味が変わるものもあるので、美しい発音を意識するならアクセントの位置にも気をつけましょう。
リンキングをする
リンキングとは、異なる複数の単語をつなげて発音するルールのことです。たとえば日本人もよく使う「thank you」という英語ですが、多くの人が「サンキュー」と発音するでしょう。しかし、単語を見ると「サンク」と「ユー」の二語にわかれています。このように、別の単語をまとめて発音するのがリンキングです。
英語には、多くの場面でリンキングが使われます。リンキングにはいくつかのルールがありますが、ルールを知っていても判断するのは至難の業です。できるだけたくさんの英語を聞き、リンキングに慣れることが大切です。
イントネーションをつける
イントネーションとは、声に抑揚をつけることです。日本語は比較的イントネーションが少ない言語ですが、英語はイントネーションが豊富で、イントネーションにより意味が異なることもあります。
たとえば、「This is my pen.(=これは私のペンです)」という文でも、イントネーションを変えることで強調したいものが変わります。「This」を強くすると、ほかのどれでもなくこれが私のペンという意味、「my」を強くすると、私のペンであることを強調した意味です。強調だけでなく、疑問文や肯定/否定を表すのにも、イントネーションは効果的です。
まとめ
日本人の多くが英語の発音に苦手意識をもっていますが、今回紹介した5つの方法と3つのコツをおこなうと、ネイティブ並みの発音に改善することが可能です。自分で勉強するだけでなく、ネイティブの人と実際に会話をおこない、発音が正しいかを確認してもらいましょう。
英会話教室の「フロンティア外語学院」には、表現力が豊かなネイティブ講師が多くいます。自分で練習した発音を試してみたり、正しい発音を直接教わったり、個々の学習目的に沿ったレッスンを実施しているため、さまざまな使い方ができるのが魅力のひとつです。




