Follow
Facebook
Instagram

CEFR(セファール)とは?注目すべき理由とTOEIC・英検との比較を解説

グローバル企業で働く人たち

英語力を測るものには、TOEICや英検などさまざまなものがあります。その中のひとつである、「CEFR(セファール)」というものを聞いたことはないでしょうか。近年ではテレビや書籍などのメディアで取り沙汰されており、注目度が高まっています。今回は、CEFRの概要や注目すべき理由などを解説していきます。

 

CEFRとは

CEFR(セファール)とは、ヨーロッパで制定された外国語習熟レベルを示す評価基準のことです。学習・教授・評価のレベルを測ることができ、主に欧米を筆頭に導入されています。英語はもちろん、スペイン語や中国語、日本語など40言語に対応しています。

CEFRのレベル一覧

CEFRは、6段階のレベルにわかれています。

 

 

リーディング・ライティング

スピーキング・リスニング

C2

どんな書き方でも内容を簡単に理解でき、根拠や論点を一貫して再構築ができるレベル

どんな話し方でも内容を簡単に理解でき、流暢かつ自然に自分の意見を伝えられるレベル

C1

レベルの高い長文もおおよそは理解でき、しっかりと構成された詳細な文章が作れるレベル

社会生活やビジネスシーンにおいて、つまずくことなく自然に自分の意見が伝えられるレベル

B2

どんな話題であってもおおまかな文章の内容を理解できるレベル

ネイティブスピーカーと緊張せずにコミュニケーションがとれるレベル

B1

身近な話題や関心のある話題について、筋の通った文章が作れるレベル

標準的な話し方であれば身近な話題について理解でき、たいていの事態を対処できるレベル

A2

自分に関する情報や仕事など、基本的な情報に関する表現が理解できるレベル

身近な日常の事柄であれば単純で直接的な情報交換ができるレベル

A1

基本的な言い回しは理解でき、使うことができるレベル

自己・他己紹介などの受け答えなどができ、助けがあれば簡単なやり取りができるレベル

 

Cは熟練した言語使用者、Bは自立した言語使用者、Cは基礎段階の言語使用者と表現されています。これは英語だけでなく、すべての言語に当てはまります。

 

CEFRに注目すべき理由

CEFR C2

欧米で広がりを見せているCEFRですが、近年では日本でも見かける機会が増えています。その理由として、以下の3つが挙げられます。

 

  • 世界で通用する英語力の評価基準がないから
  • 実用的な英語が身についているか判断できるから
  • 大学入試で利用されるほどポピュラーになりつつあるから

 

世界で通用する英語力の評価基準がないから

英語の評価基準として多くの人が思い浮かべるのが、TOEICや英検などではないでしょうか。実はこれらの英語力を測る試験は、欧米では知名度が低いため、あまり通用しません。しかしCTFRを用いることで、世界中のどこでも自分の英語力を示すことができます。

実用的な英語が身についているか判断できるから

たとえば、TOEICでハイスコアであっても、英語を話せない人は多いといわれています。なぜなら、ハイスコアをとるために生きた英語ではなく、点数対策の英語学習をしている人が多いからです。しかし、CEFRは実用的な視点でレベルわけされるため、日常生活で使える英語が身についているかの判断基準になります。

大学入試で利用されるほどポピュラーになりつつあるから

CEFRは、2020年から大学入試にも適用されています。たとえば上智大学では、CEFRレベルがA2以上であれば、レベルごとに得点化され入試の外国語テストに加点されます。B2レベル以上であれば、入試の外国語テストでみなし、得点として利用することも可能です。

上智大学だけでなく、さまざまな大学でCEFRが活用されています。将来的には、TOEICや英検よりもポピュラーな評価基準となるかもしれません。

 

CEFRのレベルの測り方

TOEICのSCORE

CEFRは、TOEICや英検のような試験ではありません。CEFRのレベルを測りたい場合は、主に2つの方法から判定することができます。

 

  • TOEICや英検などから換算する
  • CEFRを基準にしている検定試験を受ける

 

TOEICや英検などから換算する

TOEICのスコアや英検の級をもっている場合、CEFRに換算することができます。ただし、各レベルのスコア幅は広く確実なCEFRのレベルはわからないため、あくまで参考程度に活用しましょう。CEFRとほかの試験の対照表は、最後に紹介しています。

CEFRを基準にしている検定試験を受ける

CEFRの確実なレベルを知りたい場合は、2つの検定試験を受けましょう。

 

  • ケンブリッジ英語検定
  • リンガスキル

 

ケンブリッジ英語検定は、世界160カ国以上の国で導入され、国際的にも認められている英語検定試験です。CEFRの開発は、ケンブリッジ英語検定の団体が運営しているので、CEFRのレベルを知るにはとくにオススメです。ケンブリッジ英語検定では、A2〜C2の5段階のレベルを知ることができます。

リンガスキルは、CEFRレベルのためのテストです。リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4スキルのテストがあり、オンラインでもテストを受けることができます。

 

CEFRとほかの試験の対照表

資格の勉強

最後に、文部科学省が発表しているCEFRとほかの英語試験の対照表を見ていきましょう。

 

CEFR

英検

TOEFL iBT

TOEIC L&R

TOEIC S&W

C2

C1

1級

95-120

945-990

360-400

B2

準1級

72-94

785-944

310-359

B1

2級

42-71

550-784

240-309

A2

準2級

225-549

160-239

A1

3-5級

120-224

80-159

 

文部科学省のホームページでは、上記のテスト以外にもGTECやTEAPなどさまざまな対照表が載っています。気になる人は、自分のレベルを確認する参考にしてみてください。

 

まとめ

CEFRとは、外国語習熟レベルを示す評価基準のことです。TOEICや英検と違い、世界でも通用するため、近年では大学入試をはじめ、日本でも注目が集まりつつあります。CEFRを目標に勉強することで、スコア目的ではなく、日常生活で使える生きた英語を学ぶことができます。

英語の学習方法にお悩みの人は、英会話教室の「フロンティア外語学院」をご利用ください。ネイティブ講師と一緒に、自分に合った学習方法で楽しく英語を学ぶことができます。